この恋が冷めてしまわないうちに

わたしの心はよわいので
ふと浮かんだ、ある予感が的中したら
その衝撃に耐えられる自信が あまりない。

すぐに、楽なほうに、逃げてしまう。
心はそこに、置いたまま。

ずっとそうやってきた。
それじゃいけないと思いつつも。

もうずっと、奇跡とか夢の中の話とか、そういう存在。

逃げるための言葉や言い訳を、今のうちから考えている。
必死に自分に言い聞かせる。

ああ、今、たくさん、言葉が生まれてくる。
うれしいような、うれしくないような。

ものを創るというのは、孤独との闘いだ。
自分自身との、闘いだ。

いい言葉を持っている、とたまに言ってもらえる。

わたしは身を削って、言葉を書く。
くるしくて、涙が出てくるほどの作業。
いい言葉が書けたら、報われる気がする。
吐き出すために、必要なこと。

そういう意味では今から、いい波がくるかもね。
耐えるか。おし。

でも予感は外れてほしいと思う。