愛されることを知らないまっすぐな犬になりたい

夢占いの本と六星占術の本を買った。

自分が嫌な女だってことくらい解っている。
たとえみんながそんなことないと言おうが、自分でそう思うのだ。

人の幸せを喜べないような寂しい心の持ち主だ。
自分のことばかり考えてしまうのだ。

でも、わからないんだよ、みんなには。
この焦りとか不安とか、自信が持てないこととか。
わたしの気持ちなんて結局。

焦りってのは経験がどうとかそういうことじゃなく
自分がそれほどまで魅力のない女なのかっていう焦り
でもどうしたらいいか解らないんだ。

中村美鶴という人物は、たまに肯定される。
中村美鶴の写真も、たまに肯定される。
好きだと言ってもらえる。
幸せなことかもしれない。
でも、中村美鶴という女の子は、
少なくとも否定はされないかもしれないが、肯定もされない。
わたしはそれが悲しくてしょうがない。
でもどうしたらいいのか解らない。

人間中身だって言う。
でも今この現実が、わたしという女に対する答えでしょう。
だとしたら自分を磨かなきゃいけない。
それがどうも、自分を殺すようでなかなかできなくて
結局磨けてない。

「そんなことないよ」
「一人じゃないよ」

わたしには解っている。
それが、ただの慰めだということも
それを言わせているのはわたしだということも
そう言ってほしいくせにそんな言葉じゃ満たされない自分も

中村美鶴という人間は一人じゃないけど(多分ね)
中村美鶴という女の子は、一人なのだ。

それがずっと苦しくて逃げたくて
今とても泣きそう。
というか、さっき涙が出た。

そんなことで自分を否定された気になるのは
おかしいと思う人もいるだろうけど
じゃあ、わたしみたいなやつのことを好きだと思う人がいるとして
わたしの片恋の相手は今どこにいるの?

わたしは、ただ
わたしのことをもうどうしようもなく好きだって
わたしが誰か男の子に胸を焦がすみたいに
誰かにも胸を焦がしてほしいだけなんだ。

それがどうしようもなく難しいことは
22年生きてきて、痛いほど身にしみてる。

こんなふうにこんなところに愚痴をこぼすのも
周りにはよく見られないのかもしれないけど
でも、ここはわたしの日記だから、吐き出させてよ。

一年後でも二年後でも、こんなこともあったねって
笑えるようになるといいなと思う。

自分で自分を愛さなくちゃ