君に会えた 夏蜘蛛になった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風のように 少しだけ揺れながら
街の隅のドブ川にあった
壊れそうな笹舟に乗って流れた
霧のように かすかに消えながら
独りを忘れた世界に 水しぶきはね上げて
バタ足 大きな姿が泳ぎだす
君に会えた 夏蜘蛛になった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風のように 少しだけ揺れながら
独りを忘れた世界に 白い花 降りやまず
でこぼこ野原を 静かに日は照らす
君に会えた 夏蜘蛛になった
ねっころがって くるくるにからまってふざけた
風のように 少しだけ揺れながら
(「プール」スピッツ/詩・曲 草野マサムネ)
*
先月の終わり頃、このHP名の由来を数人に聞かれたので
書いてみます。
自分で口にして、恥ずかしくない名前がいいと思いました。
そして、イメージが固定されてない言葉がいいと思いました。
その頃わたしは、センチメンタルって言葉が好きで
使おうかと思ったけど
センチメンタルって、イメージが固定されてるし、
偏った感じなので、やめて。
そして、スピッツの曲のタイトルを使うのが当時自分の中で流行ってて
(センチメンタルって曲もあります)
いろいろ探してて、テレビとか候補あったんだけど
プールっていいな、と思いまして。
昔水泳やってたし、人が集まるところだし、
英和辞典調べたら、いいこと書いてあって。
pool=(意識・静けさなどの)深み
わたしの深いとこまで、ここで出せたらいいなと思って。
そしてそのときは気づかなかったけど、今見たら
日だまり って意味もあるらしいです。
かっこいいなー
ついでなので、スピッツのプールの歌詞載せました。
わたしに溺れてみればいいじゃない。