ありがとうさようなら

酔っ払っている。

2年近く続けた仕事を辞めた。
詳しい事情は書けないが、自分の意思ではない。

わたしは昔から
立場関係なく、納得いかないことは上司にも平気で意見するような人間で
しかも言い方がいかにも文句なものだから
周りには面倒なやつだと思われていたに違いなくて。

仕事はどんどん増えて、モチベーションは下がる一方、
イライラも多かった。正直。

でも、文句言いながらも仕事はちゃんとやってきて
休みの日もチェックしてしまうような
軽い社畜のような感じでやってきて。

割と真面目にやっているという自負はあったから
こんな時期に辞めることになるとは思っていなかったが
人間的に面倒なので、もうサヨウナラって感じなのかなって。
ちょっと思ってたわけで。

でも、そんなことなくて。
ちゃんと送別会もしてもらえて
(してもらって当たり前って思ってる?いやいやしてもらえなかった人いるからね)
全く気づかなかったけど水面下で寄せ書きとか集めてくれてたらしく
選別に調味料セットみたいなのもらっちゃったし
今後も、何かしら外注お願いしますみたいな感じで

正直とてもうれしかった。
こんな温かく送り出してもらえるなんて、想像してなかったな。

最寄り駅で、思わずひとりで涙ぐんだ。
今日までふわふわしていて、実感わかなくて。

突然、これまでいた世界と分断された感じだ。
そりゃ悲しいわ。

仕事、まじめにやってきてよかったな。
認めてもらえて。

家に着いたら、旦那がお花を買ってきてくれててまた泣けた。
パーマリ