寄り添う

両親の結婚記念日だった。
わたしは数日前まで忘れていて、特にお祝いも用意してないような
親不孝な子どもなんですけど(年末年始に何かしようかなぁ)
母が話がある、と電話をかけてきたので、そのときおめでとう、と。
こんな子で、ごめんよ。

聞くと、父がサプライズで温泉旅行に連れてきてくれた、とのこと。
びっくり。いつのまにそんなことできるようになったんだ。
わたしの知っている父は、そんなことをする人ではなかった。
離れている間に、いろんなことがあって、変わったんだな、と思うようになったけど。
まさか、そこまでとは。かっこいいじゃないの。
話をする母はうれしそうな声をしてた。
わたしもうれしかった。
出掛けたりとか、人生楽しんでねって言ってた甲斐があったかしら。

話があるって言われて、正直びびっていたのだけど
(鹿児島に帰ってこいとか言われるんじゃないかと思ってしまった)
来年用事があって東京に出てくるので、その用事の前日にこっちに来て
青二才(阿佐ヶ谷の)に飲みに行かないか、とのことだった。
これまた父の提案だそう。ナイス。
連れてってあげますわ。早速予定を書いた。

家族とか、夫婦とか、恋人とか。
いろんな形があると思うけど、いろんなことを乗り越えて、
それでも一緒にいるのって、素敵だなぁと思ったわけです。
33周年、おめでとう。

今のわたしの年で、母は兄を産んでいて。
つまり、2児の母。
わたし、まだ未婚の27歳。予定もなし。
はー。大丈夫かなー。
まだまだ自立できてないので、いいのですが、
年だけは毎年とるので、ほんのちょっと、焦りますね。
年末年始、帰ったら絶対話題に出るしさー。
今回も「田舎と違って選択肢が多くて」と、まるでモテ子みたいなこと言っておくか。
もう、ギャグでしかないよねこの発言。強がり、、、

誕生日まであと2ヶ月切った。
もっと動かないと、ダメだなー。成長してないぜ。
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ。
がんばろ。

何かできないかなぁ、と思っても
何も思いつかないし、多分、何もない。
わたしが元気でいることくらいだなー、と思った。
元気で、笑って、楽しむこと。
それは、誰のためでもなく、わたしのためでもあるのね。
疲れてちゃダメだなぁ。

ツナパン、おいしい。