さよなら いつかは笑顔で会えるよ

相変わらず寝るのが遅くなってしまったのに、よく起きたな、と自分で思った。
意外と起きれるもんなんだね、朝。やる気次第ですか。

しかも仕事忙しかった。
仕事ためこむのが嫌なので、がんばって片付けた。
やる気あってもネットの調子が悪いと何もできないのが困る。

来週、高輪プリンスホテルでタダごはんを食べれるチャンスがあったのだが
わたしはその日、ライブ撮影の仕事だと何ヶ月も前から決まってて
オイオイ、2週間くらい前に言われましても 状態なのでした。
皆がうらやましいよ、、、残念すぎる。皆からしたら謎の欠席だろうな。
「撮影なの!残念!泣」びゅーん(帰宅)
まあそれもかっこいいか。いやそうでもないか。

今日は約束があったのだが、延期になったので、写真展を観てきた。
六本木のタカ・イシイギャラリーで荒木さん「写狂老人日記」。
表参道EYE OF GYREでレスリー・キー×松田美由紀「SUPER MIYUKI MATSUDA」。
虎ノ門から歩いて。渋谷まで歩いたよ。

荒木さんの写真は、震災のあった3/11から3ヶ月間に撮られた写真の
ネガに傷をつけて、プリントしたものを展示してあるモノクロ写真たちで。
新しい試み、との事前情報を見ていたものの、なんというか、すごいな、と。
どうなんだろう、と観る前は思ってたんだけど、こういう表現なんだと思わされた。
安易な解釈をしているだけかもしれないけれど、
震災で、世界が変わってしまったというか、そこにあったなんでもない景色が、
それまでとは全く別物になってしまった、というような。
そのまんま、痛くなるような写真というかね。違ったらすみません。
それは、こないだ観た「彼岸」とも通じるところがあるんだろう。
今の東京は、何を撮っても遺影に見える、てやつ。

そして「SUPER MIYUKI MATSUDA」。
松田美由紀さんの50歳のお誕生日のお祝いに、
フォトグラファーのレスリー・キーが男友達との写真をプレゼントするというもの。
松田さん撮影の「オレノクルマ」も展示してあって。
レスリーの写真も、愛がたくさんで素敵だったし、松田さんめっちゃキレイだし
いろんな表情があったしすごいなって感じだったのだが
松田さん撮影の写真。なんていうか、もう。
雑誌や写真集で少し拝見したことがあったものの、なんていうか。
被写体が俳優さんばかりなので、当然かっこいいし素敵なんだけど
それだけじゃないんだよね、全然。なんかあの、向き合い方というか距離感というか。
撮影してるとこをこっそり見てみたい。たまにそういう写真家に出会う。
あれは、写真集欲しいなぁ。なんかもっとじっくり見たいような。
メイキングムービーをちょこっとだけ観たけど(レスリーの撮影に参加した方々の)
ご本人に1度でいいからお会いしてみたくなるような感じ。
すっごい、愛と光でいっぱいなんだろうな、というような印象でした。

見終わって渋谷まで歩き、最寄り駅に帰り、チャリで下北へ。
昨日撮り終わったフィルムを現像に出す。
これは早く見たかったので、出せてうれしい!明日受け取ろう。
日曜は撮影に行くので、撮りかけているフィルムをいろいろ撮り切りたいな。
カメラ重くなるけど、、、
夕暮れオレンジの中で撮りたいなぁ。晴れますように。

そういや今日、自分のこわさを思い知りました。苦笑
そしてネットってすごいっすね。
そしてわたしってば、ハイパー自分勝手。
でも、いつか、て思ってて言えなくなったら嫌だから。
言いたくなった、今。

今を大事にしたいじゃないか。

今だけ考えてればいいということはないけれど。もちろん。
でもそれって、全部じゃないと思うんだ。
先のことを考えながら、今も大事にすべきこともあるだろうし(仕事とか)
どっちかだけもあるのかもしれない。
先のことばっかり考えて、今を大事にできなかったら
結局そのままずっと、今を大事にできない日々が続いてって
つまりその、未来にも、先のこと考えてたらさ、一生「今」はつまんないよ。
言い訳しなきゃいいと思うんだな。

とにかく、このモヤモヤを少しでも晴らしたいと勝手に思っただけで。
いやほんと自分勝手。ごめんよ。ありがとう。ごめんね。