1ヶ月後にはわかること

写真を撮ってから出来上がるまでの時間は
いつになってもドキドキすると思う。
というか、いつになってもドキドキしたい。

もう、お店で受け取ってからの緊張は、尋常じゃない。
どきどきどきどき
それはまるで、好きな人と待ち合わせして
その人が現れるまで、待ってる時間みたいだ。

そして現れてから、思った通りの素敵な人だったか
そうじゃなかったか

みたいな、本当にまるで恋だ。
こんなところまで恋だったんだ。
と、今更気づいた。

家に着いてすぐに、PCの電源を入れて
CD-Rを入れて、写真をチェックした。

初め、やっぱりピントが甘くて、へこんだけど
枚数見れば見るほど、わたしは笑いが止まらなくなった。
うれしくて。

ああ、本当に、突き抜けた。
光が見えた。
誰がなんて言おうと、かまいません。
わたしは泣いたんです。

写真が好きです。

写真家は切ないとか、
光がどうとか
1ヶ月前は言われてもピンとこなかったけど
今ならわかる。
わたしって鈍感なのかな(笑)

とにかく今日は素敵な一日だった。
わたしやっぱり写真が大好きだ。
そして人が好き。
誰かと向き合うことの幸せも切なさも愛おしさも
全部抱きしめて写真を撮って
世界一の幸せ者になった気分だ。

ありがとう、わたしもとても有意義でした。

今夜、なかなか寝れないんじゃないかと心配です、
作業がはかどりすぎてどうしよう、みたいな

もっともっといっぱい写真を撮りたい、
もっともっといっぱい、いっぱいいっぱい
写真を撮りたい。

写真が好きです。