改札口の恋

バイトに向かうとき、ふと、改札口の恋を思い出した。
歌ってみたら、わたしのためにある歌だと思った。
前も思ってたけど、違う状況。
今のがきっと、ぴったりくる。

だって。
みなとみらい線じゃなくて、小田急線。

きゅんとくる。

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「改札口の恋/Lucky13」 詩・曲 中瀬至

思い出に縛られた 男は踏み出す勇気を
ほんの少し 取り戻そうとしていたんだ

小田急の改札口 行き先表を見上げる君
白く照らされた 横顔に吸い込まれていった。

恋をした 思い出をこえて
情熱と痛みがもう一度舞い戻る
僕はまた繰り返すのかな
信じるって言葉を疑う日々を

運命を強く信じた 女は永久の一瞬を 
逃さぬように 街並みを見つめてたんだ

小田急の改札口 
ポケットの切符を探す 彼を見つけた
照れ笑いの 音のない世界

恋をした アスファルトの街
心臓と言葉が 衝動に追いつかない
私はもう、踏み出せるはず
傷つくことも いとわぬ日々へ

それは ため息の花
二人の涙は 色が違うから
「言えないな」、「言いたいな」
「言わなくちゃ」 そのすべてが恋で
折り重なるように 続いていく

恋が今 始まっていくよ
東京の片隅 特別で平凡な恋
二人は今 たしかめあうように
何度も歌うよ この恋の歌

二人は今 たしかめあうように
何度も歌うよ この恋の歌