「片想いの詩集」
1
片想いはレコードで言えば、裏面の曲のようなものです。
どんなに一生懸命唄っていても、相手にはその声がきこえない。
2
「世界中の恋の数は一定なのだ」
と、ロバ先生は言いました。
「だから、ここにひとりの片恋がいるということは、世界中のどこかに、
その片われがいるということなのだ」と。
ぼくは、広い空を見あげてると、何だかかなしくなりました。ぼくの
まだ見ぬ片恋の相手は、どこにいるのだろうか?
(中略)
ぼくに
さよならを下さい
そうしたらボール箱へつめて
紙ひもでくくってハドソン川へ捨ててきてあげよう
(寺山修司少女詩集より)
*
この気持ちをありがとう。
今この瞬間を写真に撮らなきゃなんて思ったのは
ひさしぶりな気がする。
ヒッパレーで撮ったよ。
いいね、あの安っぽい感じ。
早く寝なきゃね。
おやすみ。