君もそうなんじゃないの?

「みんな同じことしてる、真似してる、自分を持ってないんじゃないか」
と、日本人のこと言ってた、女。

バイト、暇。
おしゃべり。
遅い帰宅。
食欲が失せるような現実。
一筋の光。

明日の約束。
楽しいはずの写真。

ほんの少し、必要とされてる写真家、のわたし。

君に恋してしまおう。
君しか見えないよ、くらいの
泣いてしまうくらいの
苦しくなるくらいの恋を。

予定のない来週以降。
仕事を探さないといけない現実。
甘かった自分。

変わってるようで、変わらない毎日。
君のいない日常。
いつのまにか当たり前になってしまった。

君はさびしくないですか?
わたしはとてもさびしい、
片想いの、いつもの、この感じ。

恋い焦がれてるのは、わたしひとり。

わたしも素直じゃなかったけど
君もそうでしょう、何も言ってくれなかったし
臆病なのは、こっちも同じ。

甘えるな、

素直ってなんですか、教えてよ。
不満があるなら言えばいい。