信じてないわけじゃないよ

うれしすぎて 夢みたいで
何度だって聞きたいその言葉を
何度も 何度も 言わせたいのだ。

そうしないと消えてしまいそうだから

ほんとうに 人の心に届く何かを
わたしは心で 生み出せているでしょうか?

不安になるのだ。

たとえばそれが 誰にも届かなくても
わたしはこの心を見つめて ただ形にするしかできないし
それで生きていけるんだけど

でも、誰かの心に届いたなら
誰かがわたしを見てくれたら
ずっと それが続けばいいと 思ってしまう。

これは一種の恋だ。

ああもうなんだか遠回りだ。
要するに、いい写真を撮る、と言われて
うれしいのです。それだけ。