ぼやけた六等星だけど思い込みの恋に落ちた

「閉め切った部屋でプラネタリウムつけるとね、宇宙に閉じ込められたみたいになるよ」
「へー、やだね、さびしいね」

宇宙に二人きりで閉じ込められたい、と彼女は思ったけど
言えなかった。

きっと本当に二人きりになったら、つまらないだろうな、と
1年後の彼女は思う。
刺激も何もない、二人きりの世界。しあわせなのかな。

ひさしぶりにプラネタリウムを自分の部屋でつけた。
流れた涙のわけを、彼女は知らない。

きっと、彼のせいだ。
プラネタリウムが切ないのも、宇宙に閉じ込められたかったのも、
小田急線がやさしく思えるのも、東北沢が切ないのも、
思い出が美しいまま色あせないのも、
春が苦しくて切ないのも、ぜんぶ彼のせいだ。

好きだと伝えられなかった、自分のせいだ。

仕事のあと一旦帰宅、若干、写真をセレクト、
ここで少し食べたごはんが間違い、
胃薬を飲んでバイトの飲み会へ、
お腹いっぱいなのに、食べ物が出てくるともったいなくて(タダだし)
ついつい食べ過ぎてしまう。

無事、帰ってきました。おやすみなさい。
しばらく眠れそうにありません、食べ過ぎたので。