思春期と言う妄想

目が合うと どくん として
どうしていいかわからなくて
何もなかったことにするために目を伏せる。

君はわたしを見ていたんですか?
たまたま?
それとも、こっちを見てただけで
見てたものはわたしじゃないのかな、

たぶん たぶんだけど
わたしたちは引き合っていて
たとえその力が弱かったとしてもね、
でもそれがなんなのかわからなくて
きっとお互い
とまどってしまっている。

言葉では説明できないこともある。