妙に、ドキドキしてしまう

バイトに行こうとしたら、何かが降ってた。
雨かな、雪かな、と思いながら自転車を漕ぐ。
そのうち、白いつぶが、たくさん落ちてきた。
冷たい。

空は真っ白で、雪は冷たくて
わたしはぼーっと、自転車を漕ぐ。

昨日飛び出してきた子供を引くかと思ってヒヤヒヤした。
そんなこと思い出してた。

出かける前、人の日記を夢中になって読んだ。
そしてわたしは、自分がまた、立ち止まろうとしてることに気づく。
いつまでたってもこうだ、怖いんだ。

前に進もうとして、上をむくんだけど
だめなの、なんか、怖くなって、逃げようとしちゃう。
ああわたしは結局いつもと同じで、
嘘を並べて、心の中では、いつもと同じで
それがすごく嫌になるんだ。
そして、逃げるんだ、あのひとの元に。

このままじゃ、いつまでたっても変わらないんだ。

こんな、言葉を選び過ぎた日記、純粋じゃない。
でも、頭ん中で、考えてることには変わりない。
頭の中の、素直な考えを
もしここに書き連ねたら、大変だからさ。
そんなことできないや。

寒くて、嫌になるぜ