ここ数日、東京を離れていて本当にたくさんの人に会った。
気づいたのは昨日だけど、
わたしは東京に来るまでの18年間、
ものすごく大きな愛の中で生活していた。
それが当たり前だと思っていた。
だから気づかなかったのだけど。
大きな愛の中でそれが当たり前のようにして生活してきた人たちが
当たり前のようにして注いでくれる大きな愛に包まれていた。
それが、隣に誰が住んでいるのかも知らないような部屋で
ひとり暮らし始めたのだ。
片想い症候群になったのはこっちに来てからだと思った。
確実にそのせいだ。
不安なのだ。
大きな愛の中からひとり飛び出してしまった。
その途端不安になってしまったのだ。
みんなに愛を確かめたいのだ。
それまでは、確かめなくても伝わるくらいの愛の中にいたのだと思う。
体温を確かめたいのだ。
不安なんだ。ひとりぼっちな気になるんだ。
わたしがそうなったのはあの環境で育ったからだと思うし、
東京に出たからそれに気づけたと思うし
あの無限大の愛が当たり前の環境にいたままだったら、
わたしは今みたいな写真は撮れてなかったかもしれない。
何が言いたいのか解らなくなってしまったけど、
とにかく、あーゆう愛の形を、
ずっと残せたら日本の犯罪とか減りそうなもんだと思う。
みんな愛が足りないんじゃないかな。
奇跡的に思えるほど、大きな愛があるのに、
あのひとたちはきっとそれを当たり前だと思ってるよ。
*
ゆうべは一人になってから急に不安になって
誰かの声を聞きたくてしょうがなくて
いろんな友だちにかけたけど、つながらなかった。
一人、風邪なのにかけ直してきてくれた。
申し訳なかった。
どうもありがとう。
別に精神状態がやばいわけじゃないです。