わたしは写真に人生を捧げてしまったらしい。
たとえスローペースだとしても。
洋服1枚だったら7000円払うのにはためらうけど
写真に関する費用、フィルム代、現像代、
今で言うとプリンタのインク代。
そういうものには、なんのためらいもなくお金を出してしまう。
あとで考えると、すごいなぁって思ったり。
まあ、べつに普通だし、少ない方なのかもしれないけど。
真剣にやってる人は、もっともっと払ってるんだろう。
でも、それでもわたしは、写真が恋人とは言えないな。
だって、写真はわたしを抱きしめてはくれないからね。
乙女対談でも言ってますが、両方ないと、さびしいもんです。
普通の女の子みたいな幸せが欲しいな、
普通の女の子の幸せが何かも知らないけど。
まあ、普通の定義もわかんないしね。
芸術家ってのは、人間じゃなく芸術家って生き物らしい。
わたしもそうなんだろうか?
わたしの写真が芸術かどうかは怪しいとこですが。
芸術家ってのは、満たされちゃいけないんです。
わかってます、でなきゃ何も生まれない。
でも、つい、口にしてしまう「さびしい」って言葉。
求めてしまう、恋。
わたしが今欲しいのは、横にいてくれる人だー
で、にこにこしてたい、二人で。
とか言って、毎日会いたいほど好きな人も今いないなって
今日思った。
たまに、とかならいるけど。
さびしいねー 冬なのにねー
好きだった人ならいるので、
たまーに、何かの拍子にふと思い出す瞬間があって
昔を思い出すとちょっと切なくなる、そんな毎日。
さて、今日も作業しよう。
写真はわたしを抱きしめてはくれないけど
手を伸ばせばいつもそこにいてくれる。
わたしを一人にはしない。
って、こんなこと書いちゃうと本当にさびしいね。
でも事実なのだー
こんなんでも生きてるから、平気ってことだよ。
そこまで真剣に悩んでないんだろう、
でなきゃ書けないね、ここには。
まあ、実際のところはわかりません。
とりあえず、かまってください 笑