たったひとつの出来事に、全部持ってかれた。

10日前に、
会えなくていいから、遠くからこっそり見てみたい
て書いた、そのひとを見た。
今日の、帰りに。

駅に着いて、家に向かってぼけーっと、歩いてたら
向こうから歩いてきた中に、そのひとがいた。
もちろん向こうは気付いてない。

この話は、いろんなとこでしてるから書いちゃうけど
22歳の頃、片想いをしていたひと。

いろんな気持ちをくれたひとで
すごーーく好きだったから
片想いだったけど、わたしはそのひとの思い出を、
今でもこっそり大事にしている。
たぶん、ずっと、一生。
おばあちゃんになっても覚えてたい。

わたしはそのひとに、写真を見てほしかったし
今でも、見てほしいと思ってる。
がんばってがんばって、光みたいになりたいって思った。
実際、いろんな作品ができたし(「はちみつ」とか)
その気持ちがあったから、いろいろ動けた部分もあるし。
原動力みたいなもので。

そのひとを、見たのだ。
偶然。

そんでね なんかね
わざわざ写真見てもらわなくても
目に入っちゃうくらいになりたいって
思ったの。
まだまだすぎるけど。

でもさ、こうやってさ、言葉にしたら
本当になっちゃうんだよ。
だからね、言っとく。
わたし、あのひとに見てもらえるようにがんばるわ。
そんでまた話をしたい。

なんか 言葉じゃ
全然伝わらないと思うけど、この気持ち。
今までの想いとか。
伝わらなくていいけど。

とにかく、大切な記憶だってことだけ伝わればいいです。
楽しいことだけじゃなかったけど
もっとわたしが大人だったらよかったなって思うけど
でも、これでよかったんだと思う。

出会ってくれてありがとう、またね。
それまでがんばるよ。