写真で悩んでるとき、わたしを救えるのは写真だけだと思う。
たぶんそうなんだろうと思う。
スランプを抜け出せた、と思える写真。
いや、実際のところわかんないけど。

もう昔には戻れないのだ。
楽しくて撮ってたって頃には戻れない。
高校時代にも、学生時代にも戻れない。
わたしは色々考えすぎるようになってしまった。
それならそれで、乗り越えなきゃいけないのだ。
たぶん逃げることも出来る。
放り出してしまえばいいだけのこと。
写真なんてやめちゃえばいい。
でもね、できないんだよ。
それは義務感でもなんでもなく、ただ、さびしい。

わたしはわたしを、吐き出す場所を失ってしまう。
わたしの存在を残す手段を失う。
嘘をつけない場所を失う。

そうするときっと、わたしはわたしじゃいられなくなるんだろう。

どうなるかわからないけどね、実際。
意外と平気で暮らしていけるのかもしれない。
毎日カメラを持ち歩いているわけじゃないしさ
いつでも撮りたいわけでもないから。
でもね、それって、そのうち撮る気があるからだと思うんだよね。

思ったんだけど、写真ってさ、わたしにとっての話だけど、
誰かとつながる手段でもあるんだな。
撮るってこと
向き合って、話す
普段は言わないこととか
真面目な顔してさ
それがね、大事なことなんだと思うな、とても。
たった一度だとしてもね
撮られてくれてありがとう。
お返しに素敵に撮ります、あなたの笑顔を。
そんな気分だな。

今日も雨の中撮ったのさ。
某企画のためにね。
インタビューのつもりが対談みたくなっちゃってさ。
それでいいじゃんって相手が言ってくれたからなんだけど
なんでそうなっちゃうかって言うとね、
インタビューなんてどうでもいいからなの、本当は。
写真が撮れたらそれでいいんだよね。
適当な奴でごめんなさい。

でもね、やっぱりこの企画面白いと思うな。
なかなか話をする機会ないからね。

出来上がった写真を見て、早く作り上げたくなった。
テープ起こしがんばろう。

帰りは雨が止んでた。
明日は晴れるかな。

もう何も怖くない。
そう思いたいけど、それはそれで怖いな。

わたしはけっこう幸せなんじゃないかって思った。

写真はやっぱり恋だね。
だってなんかドキドキしちゃうもんな。
見つめるから照れちゃう。
恋するカメラだ。